女性営業マンの強み《3選》

はじめに

企業において営業職というのは必要不可欠な部署だと思います。人と人を繋ぐキーパーソンでありコミュニケーション能力が優れていないと務まりにくい部署になります。
そして世間一般的に女性が働きやすい環境に会社側も取り組んでいると思いますがまだまだ働きづらい部分もたくさんあるのが現実です。営業職は特にその男女差別が目立つ部分があります。
ですが、女性も男性と同じように正社員や管理職になることも可能です。会社に貢献し結果を出し、実力を認めてくれる会社はやりがいを感じながら女性でも活躍できます。

営業職にも女性は「必要」

私は専門学校卒業後、正社員として1年半年程中小企業の営業職に勤めさせていただきました。勤めていた会社は9割男性、1割が女性営業マンというまだまだこれから女性営業マンを育てていくといった状態でした。各支店に女性を1人づつ配置する方針で私の配属先も女性は私1人でした。働いていくうちに女性営業マンも必要なんだと思う瞬間がありました。それは「女性の営業マンがいい」「男性しかいないのなら他の支店の女性に依頼する」など独身女性やお年寄り女性、子供がいる夫婦からのご指定を受けることがありました。とてもありがたいことだと実感しました。お客様に言われて初めて気づくことのできた強みを紹介します。

まず1つ目が「聞き上手」

人と人が初めて会い、話し合いを行うと価値観や感性、物事の表現の仕方、捉え方が違うのは当たり前です。初対面から相手のことを100%理解することは難しいですが、時間をかけて相手と接すれば思いが通い合える瞬間が生まれます。そのためには、お客様の要望や本音を聞き出すために相手が話しやすい環境づくりをすることが重要です。男性より親身に聞いてくれるという印象が女性にはあるみたいです。

2つ目は「忍耐力のある対応」

消費者はサービスや商品へのこだわりがとても強いです。不安を抱えたまま購入をすることはなく質問を細かくするお客様もいると思います。営業マンにとってお客様の不安がなくなるまで対応しないと数字に繋げれないと思います。女性は男性より数字への意識よりかは「何としてでも要望を叶えてあげたい」という強い意思を持っています。だから販売員は女性の方が多いのかも知れません。

3つ目は「適応性」

男性社員が多い環境では、気を強く持って過ごしていく必要があります。オフィスの掃除やゴミの回収、社員たちの動きの把握など意外と女性の方が気遣いや記憶力が優れていると思います。そういった小さな行動の積み重ねが周りから頼られる存在になれるんです。また、誰とでも仲良くなれるのも適応力に値します。明るい声と笑顔でコミュニケーションを取ると場の雰囲気が良くなります。女性は華です。

おわりに

社会人になるということは、学歴だけではなく社会に対する適応力が必要です。「女性だから」という謙遜はせず「女性だからこそできること」がたくさんあります。私自身、営業職はきつい部分が多すぎるという印象を受けてました。しかしお客様からの「ありがとう」を受け取るとまた頑張ろうと思える立ち位置でもあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました